兵庫県に予想される大災害、防災管理者の必要性
兵庫県の災害といえば、まだ記憶に新しい阪神・淡路大震災が思い出されます。 他にも、昭和南海地震や北但馬地震などの大地震があり、特に南東部地域では、震度5以上の地震が頻繁に確認されています。
地震の多い地域である兵庫県では、震災時の対応力で他府県よりもかなり自信を持っていたと思います。 住民も、防災に対して他府県の住民に比べて高い意識を持っていたと思います。
しかし、阪神・淡路大震災では、死者6,402名、行方不明者3名、負傷者にいたっては実に37,000人以上にものぼりました。 倒壊家屋が240,956棟、焼失家屋が7,534棟、避難住民が約32万人の大災害でした。 こういった大震災のときこそ、防災管理者が必要になります。
震災時の知識や技能がある防災管理者がどれだけ現場にいるかで、その震災の被害が拡がるか、最小限に食い止められるかが決まります。 震災後の復興にしても、高い知識と経験を積んだ防災管理者がいれば、それだけ短い時間での回復が可能かもしれません。
何よりも、震災時では誰もが不安になり、どうすれば良いのかわからず無駄に時間だけを浪費したり、悲しみや怒りで自暴自棄になってパニックを引き起こしたりします。 そんなときに、的確な指示を与えてくれるリーダー的な人間が近くにいることは、非常に心強くて安心できます。 防災管理者には、こうした災害時のリーダーとしての役割も求められています。
大地震が同時発生する前に、防災管理者数を増やす必要性
現在、もっとも日本国内で懸念されている災害の一つに、東海地震、東南海地震、南海地震の3大地震の同時発生があります。 地震専門調査会によれば、1707年の宝永地震は3つの地震が連動して発生しており、1854年の安政東海地震と安政南海地震では2つが連動して発生していることを受けて、東海地震と東南海地震、南海地震も3つが連動して発生する可能性があるとされています。
中央防災会議の東南海・南海地震に関する専門調査会の発表では、この3つの地震が同時に発生したときの予想被害は、時間帯にもよりますが、死者約24,700人、約96万棟の住宅が全壊とのことです。 この数字は決して非現実的なものではなく、専門家の研究調査によって出されたかなり現実的な数字です。
被害が最も大きくなる午前5時での死者の内訳は、建物倒壊によるが約12,200人、津波によるが約12,700人、斜面崩壊によるが約2,600人、火災によるが約900人とされています。 1番死者が多い津波ですが、すぐに非難すれば約2,000人は減らせるとも発表されています。
このように、防災の知識や技能を持った人、つまり防災管理者が多くいればいるほど、被害が大きくなるのを防げます。 もっと防災管理者の人口を増やすことを、国が主導して行なっても良いかもしれません。
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